終わらない片付け

引越し準備が進まない。のんびりやっていたら一瞬で時間が過ぎてしまう。

城の崩壊

転職をすることになった。それに伴い転居をすることになった。

今住んでいる借家には「作曲部屋」と自分で呼んでいた、DTMに関する機材、楽器を集めた四畳半の部屋があった。自分の理想と財布とのせめぎ合いの中で、防音加工をDIYでやったり機材を増やしたりして作られた言わば秘密基地であり城だった。実際の作曲の成果を振り返ってみれば城を作り上げる労力に全く見合ってはいなかったのだが、少しずつ充実していく部屋を見るのも楽しかった。

 

そんな作曲部屋を今回の引越しの準備のために取り壊している。この部屋の状態がベストだとは思っていなかったので寂しくはないのだが、あれだけ苦労して作ってきたものが無残に崩れていくことに諸行無常を感じざるを得ない。しかし部屋の中に木の骨組みを作ってそこに吸音材としてグラスウールを取り付けるようなこともしているために、虚しさ以上に片付けの面倒臭さに城の主は辟易としている。

 

新居では恐らく凝った部屋はもう作らないだろう。どれだけ色々やっても定在波は無くならないし、「作曲部屋」と言いながらそこでネット動画を見る時間の方が圧倒的に長かったし。部屋の隅っこに小ぢんまりとしたスペースを設けるくらいがちょうどいいのかもしれない。

漠然とした不安

未来のことを考えると、漠然とした不安が体を支配し、心が落ち着かなくなる。瞑想だとかやってみたところで、どうしても思考は頭の中をぐるぐる回る。これまでの人生で培ってきてしまったネガティブ思考回路は脳に焼き付いており、なかなか治る気配が見られない。

重い腰を上げようとする

しばらく忙しくしていてブログを書いていなかった。

ただ、忙しく亡くなってからもだらだらしてブログを書いていなかった。

さあそろそろ気合い入れよう。

今日は何もしないけれど。

馬車は走る

ようやく曲ができた。

soundcloud.com

 

夢の馬車に乗り込んでさあどこに行こうか
先導するは名も無い鴇色の馬
揺れる車内の行き先 つゆ知らず
道沿いの花たちは祝福をくれるようだ
 
風船のアーチくぐり抜けて
飛んでった日々に手を振り
木漏れ日のトンネル越えたらば
次は何がある?
 
おもちゃ箱みたいに光溢れ出す景色が待っているだろうね
この先 眩しくて見きれない!
 
砂利道泥道 でも車輪はぐるぐると
ヒヒンと外から 蹄は軽く鳴り
揺れる車内の居心地も良いものだ
僕らまだまだ そうさ どこまでも行けるようだ
 
オーロラのカーテンめくって
射し込んだ日々を迎え入れ
小人たちとダンスを踊ったらば
次は何がある?
 
魔法みたいにみんな驚く出来事が起こるだろうね
ああ   きっと   楽しくって待ちきれない!
 
僕らの終着点なんて分からないけれど
ああ きっと眩しくって見きれない!
ああ きっと楽しくって待ちきれない!
 
見に行こうよ
 
 
制作時間:何ヶ月も
 
本当は5月に作れたらなと思いながらずるずる引きずり9月目標に制作するも結局10月に完成。誰も気にしないところで凝るし、アレンジの決断力が無いのも時間がかかる原因だと思う。これくらいを1ヶ月以内に作れたらもっと楽しいと思う。
 
 

作曲遅延

今、歌日記ではなくフルコーラスの曲を作っている。

1分程度の曲で気合も入れずに作れば数時間でできてしまうのに、色々凝ろうと思った瞬間に何十倍もの時間がかかってしまう。

思いついたアレンジをすぐさま反映できるようにDAWの使い方をもっと勉強しないといけない。そもそもアレンジが思い浮かばない時間も多いけれど。

花火を見に行った時のこと

先月花火を見に行った。
かなり有名なところらしく、会場は多くの人で賑わっていた。
祭りに行ったりするとよく思うのだが、こんなにたくさんの人はどこからきているのだろう。どこからともなく人が湧き出てきたようにも感じる。僕もその一人だった。
 
辺りは暗くなり、交通規制された道路に人が並ぶ。河川敷の土手を隔てて、川側は有料の特等席となっていた。僕は道路側を歩き花火を見る場所を探した。レジャーシートを敷き寝転がっている人もいる。僕は何も持ってきていなかったが、ガードレールを背にそのままアスファルトの上に座った。汗をとめどなく流させていた強い日差しの残滓もかなり薄れ、心地よく風が吹いていた。
土手の向こう側がぼんやりと光っており、誰かの挨拶がスピーカーを通して聞こえる。ここからでは見えなかったが、有料席には特設ステージがあるのだろう。
 
しばらくしてオープニングのカウントダウンが始まった。ここまでじれったくさせるからにはさぞ素晴らしい花火なのだろうと期待しながらカウントゼロを待った。
 
圧巻だった。
 
想像を超えた大きさで目の前に閃光が飛び散り、直角かと思うほどに首を上へそらした。直後に心臓を揺らす破裂音。一瞬で耳と視界を占領され、僕の口はあんぐり開けるしかなかった。
一目では見渡せないほどの光の束が色を変え動きを変えマスゲームのように隊列を組み、手品のように消えてはまた光り、次々とプログラムをこなしていった。
真っ黒なキャンバスにペンキが塗られ、赤だ青だと考える前に洗い流されまた塗られを繰り返し、気付けば演目は終わっていた。
 
こんなに心を奪われる瞬間は久々だった。好きな音楽や絵に出会った時とか、物語のラストに向かっていく高揚感やその後のカタルシスとか、その対象物のみに集中する瞬間がある。その時の心躍る感覚がとても好きだ。モノクロ写真に色がついていく感じというか、たくさんのつぼみが一斉に開花する感じというか。普段死んでいるような生活なので余計その反動が大きいのかもしれない。
写真や動画も撮ってみたけれど、誰かに見せてもなかなか伝わらないだろう。同じ写真を見たとしても僕にはその時の記憶も一緒に見ていることになるから。
VRを使えばかなり実物に近い体験ができるのかしら。