馬車は走る

ようやく曲ができた。

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夢の馬車に乗り込んでさあどこに行こうか
先導するは名も無い鴇色の馬
揺れる車内の行き先 つゆ知らず
道沿いの花たちは祝福をくれるようだ
 
風船のアーチくぐり抜けて
飛んでった日々に手を振り
木漏れ日のトンネル越えたらば
次は何がある?
 
おもちゃ箱みたいに光溢れ出す景色が待っているだろうね
この先 眩しくて見きれない!
 
砂利道泥道 でも車輪はぐるぐると
ヒヒンと外から 蹄は軽く鳴り
揺れる車内の居心地も良いものだ
僕らまだまだ そうさ どこまでも行けるようだ
 
オーロラのカーテンめくって
射し込んだ日々を迎え入れ
小人たちとダンスを踊ったらば
次は何がある?
 
魔法みたいにみんな驚く出来事が起こるだろうね
ああ   きっと   楽しくって待ちきれない!
 
僕らの終着点なんて分からないけれど
ああ きっと眩しくって見きれない!
ああ きっと楽しくって待ちきれない!
 
見に行こうよ
 
 
制作時間:何ヶ月も
 
本当は5月に作れたらなと思いながらずるずる引きずり9月目標に制作するも結局10月に完成。誰も気にしないところで凝るし、アレンジの決断力が無いのも時間がかかる原因だと思う。これくらいを1ヶ月以内に作れたらもっと楽しいと思う。
 
 

作曲遅延

今、歌日記ではなくフルコーラスの曲を作っている。

1分程度の曲で気合も入れずに作れば数時間でできてしまうのに、色々凝ろうと思った瞬間に何十倍もの時間がかかってしまう。

思いついたアレンジをすぐさま反映できるようにDAWの使い方をもっと勉強しないといけない。そもそもアレンジが思い浮かばない時間も多いけれど。

花火を見に行った時のこと

先月花火を見に行った。
かなり有名なところらしく、会場は多くの人で賑わっていた。
祭りに行ったりするとよく思うのだが、こんなにたくさんの人はどこからきているのだろう。どこからともなく人が湧き出てきたようにも感じる。僕もその一人だった。
 
辺りは暗くなり、交通規制された道路に人が並ぶ。河川敷の土手を隔てて、川側は有料の特等席となっていた。僕は道路側を歩き花火を見る場所を探した。レジャーシートを敷き寝転がっている人もいる。僕は何も持ってきていなかったが、ガードレールを背にそのままアスファルトの上に座った。汗をとめどなく流させていた強い日差しの残滓もかなり薄れ、心地よく風が吹いていた。
土手の向こう側がぼんやりと光っており、誰かの挨拶がスピーカーを通して聞こえる。ここからでは見えなかったが、有料席には特設ステージがあるのだろう。
 
しばらくしてオープニングのカウントダウンが始まった。ここまでじれったくさせるからにはさぞ素晴らしい花火なのだろうと期待しながらカウントゼロを待った。
 
圧巻だった。
 
想像を超えた大きさで目の前に閃光が飛び散り、直角かと思うほどに首を上へそらした。直後に心臓を揺らす破裂音。一瞬で耳と視界を占領され、僕の口はあんぐり開けるしかなかった。
一目では見渡せないほどの光の束が色を変え動きを変えマスゲームのように隊列を組み、手品のように消えてはまた光り、次々とプログラムをこなしていった。
真っ黒なキャンバスにペンキが塗られ、赤だ青だと考える前に洗い流されまた塗られを繰り返し、気付けば演目は終わっていた。
 
こんなに心を奪われる瞬間は久々だった。好きな音楽や絵に出会った時とか、物語のラストに向かっていく高揚感やその後のカタルシスとか、その対象物のみに集中する瞬間がある。その時の心躍る感覚がとても好きだ。モノクロ写真に色がついていく感じというか、たくさんのつぼみが一斉に開花する感じというか。普段死んでいるような生活なので余計その反動が大きいのかもしれない。
写真や動画も撮ってみたけれど、誰かに見せてもなかなか伝わらないだろう。同じ写真を見たとしても僕にはその時の記憶も一緒に見ていることになるから。
VRを使えばかなり実物に近い体験ができるのかしら。

歌日記20 ドラムソング

ようやく20曲目。

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制作時間:1時間

 

電子ドラムを自分で叩いてMIDI出力してみた。いちいちクリックして打ち込みしなくて済むが、やっぱり正確に叩けないから安定感がなくなる。練習します。

一人で酒を飲む

今日は金曜日だから気が楽だ。どうせ来る月曜日を隅に追いやって、気ままに過ごせる。特にやることがなくとも、明日のことを考えなくていいだけで大分楽だ。

コンビニで酒と夕飯を買って、家でちびちび飲みながら動画を見る。酔ってくると歌いたくなってくるので、ギターを弾きながら何か歌う。ドラムも何となく叩いてみる。一人で酔うと感傷的になって創作意欲も湧いてくるので、思いついた曲を録音したくもなるのだが、いざ録音してみるとリズムはぐだぐだでろくなものが録れないという諸刃の剣となってしまう。

酒が足りなくなると歩いて近所のコンビニまで行って買い足し。ついでにデザートも買う。ビールとコーヒーゼリーの組み合わせが好きだったりする。王道か邪道かも分からないが。

コンビニからの帰り道で何となく家まで待たずにプルタブを開ける。はたから見れば歩きながら酒を飲んでいるどうしようもない奴に見えるだろうが、それで良い。僕はこうやってフラフラしているくらいでちょうど良い。

家に帰って、中には入らずに庭の縁側に腰掛け夜空を眺める。虫の鳴き声と車の通る音がする。たまに目の前のアパートの駐車場に車が入ってくる。そんな中ビール(というか発泡酒)を飲みながらぼーっとする。ぼーっとしているようで「明日は何しよう」とか「もっといろんな曲を作りたいな」とか頭はずっと回転している。本当は頭の中も空っぽにしたいのだけれど、なかなか難しい。それでも明日の仕事のことを考えなくてもいいのは大分楽だ。華金ってこういうことだよなと一人納得する。これが土曜の夜から日曜になってくるとだんだん鬱々とした気持ちが湧き出てくるから精神衛生上良くない。僕は精神的潔癖症かもしれない。自分の部屋は汚かったり、1日くらい風呂に入らなくてもいいやと思ったりするが、心が平穏出ないことをひどく嫌う。そういえば小さいことの将来の夢は「長生き」だった。昔から穏やかに生きていきたい人間だったんだと思う。

そんなこんなでとりとめのないことを考えながら一日が過ぎていく。こんな穏やかな日を迎えるために週5日もしんどい思いをしないといけないのは割りに合わないのではなかろうか。週3日は休みが欲しいなあ。

ドラムの練習

電子ドラムを持っていて、気ままに叩いている。

曲を作るときに一番面倒なのはドラムの打ち込みだ。ちまちまとクリックしながら一音一音を入力していくのはイライラする。頭に浮かんだフレーズもすぐには反映されないから時間もかかってしまう。

僕が持っている電子ドラムにはMIDI入力の機能も付いているので、電子ドラムを叩きながらリアルタイムに打ち込みができれば、直感的だし、時間も短縮すると思い、色々と設定をいじっていた。

結果、リアルタイムに入力することはできるようになったのだが、自分のドラムが下手だという最大の問題点にぶち当たってしまった。

リズムはズレまくるし、ミスも多いし、それをいちいち修正していたらかえって時間がかかってしまう本末転倒な自体に陥ってしまった。

もっと練習しようと思った。

歌日記19 アンプシミュレーター

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アンプシミュレーターはpodx3を使っていたけれど
DAW付属のソフトにしてみたよ
まだ使い慣れていないけれど
色々いじって好きな音を出そう
 
進退窮まりでも鳴り響く鼓動から
身体二回り背も伸びるような音
一切空回り手も空を切る所業から
掻き鳴らされる音
 
制作時間:2時間(多分)
 
なるべく身の回りのものを減らそうと思って、これまで何年も愛用していたPOD X3を手放そうかと思っている。試しにStudio Oneに付属しているアンプシミュレーターを使ってみたけれど、そんなに悪くない気がする。色々いじれば好みの音にもなりそうな気がする。